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為替
為替レートを、ある特定の水準に固定もしくは変動を極小幅に限定する制度。「ペッグ制」とも呼びます。固定相場制は、輸出入とも相場変動がないので、為替の差損益が発生せず安定的に利益を確保できますが、金融政策の裁量が少なく、長期的に見ると適正レートから乖離(かいり)するというデメリットがあります。固定相場制には、自国通貨と米ドルの為替レートを一定割合で保つ「ドルペッグ」や、複数の通貨の平均レートと自国通貨を連動させる「通貨バスケット制」などがあります。⇔変動相場制、フロート制
情報提供:株式会社時事通信社