ブラックマンデー(ぶらっくまんでー)
解説
1987年10月19日の月曜日に起こったニューヨーク株式市場の大暴落のこと。ダウ工業株30種平均は、1日の取引で508ドル(22.6%)下落しました。米国は財政赤字と貿易赤字の「双子の赤字」を抱えており、ドル安に伴うインフレ懸念が浮上したことが原因とされます。また、プログラム売買が、株価の下落を加速させました。ニューヨーク市場の暴落は全世界に波及し各国で同時株安に陥りました。
史上最大の下落幅を記録したニューヨーク証券取引所でぼうぜんとするディーラー【1987年10月撮影】【AFP=時事】
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